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Beethoven: Piano Concerto No.5 .Piano Sonata No.28

Beethoven (1770-1827)

User Review :4.0
(8)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
UCCG1364
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
CD
Other
:
1BonusTrack

Product Description

グリモー/ベートーヴェン:『皇帝』、他
日本盤のみのボーナス・トラックは、『月光』第1楽章!

現代で最も聡明なピアニストのひとり、グリモー。深い洞察力と哲学的な解釈、懐の深い感情の起伏、全ての瞬間において音楽が息づき、一心不乱に演奏します。近年の演奏の充実ぶりは目を見張るものがあります。フランスのエクサン・プロヴァンス生まれながら、フランス音楽よりもむしろドイツ・ロマン派音楽へ深く傾倒している彼女が、ベートーヴェンの『皇帝』を録音しました。
 「ベートーヴェンは歴史上もっとも興味深い作曲家です」とグリモーは言います。「もちろん彼はウィーンの学校でクラシックの教育を受けましたが、これらの概念を、特にピアノ協奏曲第5番で、絶頂に到らせただけでなく、新天地を切り拓きました。」この展開はソナタ第28番でも聴くことができます。この曲はベートーヴェンの生徒ドロテア・エルトマン夫人に捧げられており、グリモーは協奏曲と一緒に収録する作品として選びました。
 今回共演するのはカリスマ性を発揮し頭角を現している若き天才指揮者、ヴラディーミル・ユロフスキ。1972年モスクワに指揮者ミハイル・ユロフスキの子として生まれ、モスクワ音楽院で学びます。1990年ドイツに移住し、ドレスデンとベルリンで教育を受けました。グラインドボーン音楽祭の音楽監督、ロシア・ナショナル管弦楽団の主席客演指揮者、エイジ・オブ・エンライトゥンメント管弦楽団の主席アーティスト。クルト・マズアの後任として、2007年9月からロンドン・フィルの主席指揮者就任が決まった大器です。(ユニバーサル)

ベートーヴェン:
・ピアノ協奏曲第5番変ホ長調 op.73『皇帝』
 エレーヌ・グリモー(ピアノ)
 シュターツカペレ・ドレスデン
 ウラディーミル・ユロフスキ(指揮)
 録音:2006年12月 ドレスデン、ルカ教会(デジタル)

・ピアノ・ソナタ第28番イ長調 op.101
 エレーヌ・グリモー(ピアノ)
 録音:2007年7月 ベルリン、ジーメンスヴィラ(デジタル)

日本盤のみのボーナス・トラック
・ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調 op.27-2『月光』第1楽章
 エレーヌ・グリモー(ピアノ)
 録音:2007年7月 ベルリン、ジーメンスヴィラ(デジタル)

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グリモーの皇帝は、一直線の表現と言うより...

投稿日:2021/07/17 (土)

グリモーの皇帝は、一直線の表現と言うよりは少し思考を凝らした感じだ。比較的長丁場の第1楽章では、この傾向が強い感じがする。とは言ってもツィマーマンほどの灰汁の強さはないので大抵の人には受入れが可能だと思う。個人的には第3楽章の終わり方が好きだ。

またたび度々 さん | 宮城県 | 不明

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ザンデルリンクと入れたブラームスの1番の...

投稿日:2020/07/10 (金)

ザンデルリンクと入れたブラームスの1番の名演に接してファンになったが、それ以後モーツァルト、ベートーヴェンを聴いたがすべて失望。この皇帝もソナタ28番も失望。もういいかな、と思ってしまう。ユフロスキーの伴奏もイマイチの力がない。大いに期待しているセンス満点のプレトニョフの指揮とピアノ、かれの皇帝にはとうてい及ばない。他人事ながら、ブルュショルリ、ダルレ、ギュラー等々の歴代の名フランス女流ピアニスト達の仲間に入れるかなと心配してしまう。

robin さん | 兵庫県 | 不明

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私自身、好みとして女流ピアニストの弾くベ...

投稿日:2013/10/02 (水)

私自身、好みとして女流ピアニストの弾くベートーヴェン「皇帝」協奏曲にはあまりその対象範囲に入ってはいないようです。そういう事抜きにニュートラルに本盤グリモーの弾く2006年彼女が37歳の頃の「皇帝」協奏曲はバックに若いユロフスキ(34歳)が指揮するSKDOを据えての演奏で第1楽章の滑り出しからそのしばらく続くオーケストラ前奏の何か飛び跳ねる様な・・・敢えて言えば軽いSKDOらしからぬ音色に少し聴く勘乃至手元が狂いやがて参入するピアノが別次元の(女性だからか)官能性帯びた深い音色に映って結果として「女性」の力技の見え隠れになってしまっている様な感じでありました。第2楽章のオーケストラ前奏は若干テンポ速く進められもうそこからバックがリーダーシップを取った如くでピアノは前の楽章ほどの存在感は示しません。最終楽章は再びピアノが強いタッチで「ピアノの巫女」然たるベートーヴェンの魂の世界に同化して行ってる様に聴きました。ただ人の感じ方というのは微妙なものでありまして独奏と伴奏の硬軟それも独奏の「硬」が女性の避けられぬ無理となってしまって果たして今後彼女がレパートリーに比較的男性向き作品(?私の勝手な偏見・・・)を対象に活動する事に百パーセント肯くわけには行かない事が過去の女流ピアニストG.バッカウアーの例で明らかなのではないでしょうか(そう言えば彼女もブラームスの協奏曲をしきりととり上げていましたね)。さて、本盤演奏タイムは@20’08A8’07B10’07と他演奏家と極端な違いは各楽章見られませんが、どうも我々バックハウス、ケンプ「皇帝」協奏曲世代にとっては・・・いつまでもそういうわけには参りませんが・・・one of themの演奏に今現在止まってしまっております。聴き慣れぬバックオーケストラの音色響き・・・そこが指揮者の腕前なのかどうかの判断は保留して・・・も一因かも知れません。併録翌2007年演奏のピアノ・ソナタ第28番(タイム@4’10A5’58B3’21C7’34)は未聴であり本盤全体として当面OKランクにして聴き続けましょう。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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